日焼けしたり、すりむいたりした肌は、きれいな肌に戻るまでに、約1か月かかります。
これは、表皮の新陳代謝が28日周期で繰り返しているからです。
たえず生まれ変わりながら、肌の内部を保護してくれている表皮について、チョットお勉強しましょう♪ |
| 表皮の構造 |
一般的に肌といえば表皮をさすことが多く、肌のトラブルを防ぐうえで重要な役割を持っています。
表皮は水分を保ち、外部の刺激から、カラダを守るのが大きな役割です。
表皮は基本的には、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層で構成されています。
手のひらや足の裏など、角質層の厚い部分では、角質層と顆粒層の間に透明層という細胞構造のない部分が存在し、5層になっている所もあります。 |
| 角質層(かくしつそう)について |
角質層とは、私たちが目で見て直接振れている部分です。
角質層の表面では、たえず汗と皮脂が分泌され、「皮脂膜」という弱酸性の天然クリームを作り、細菌の繁殖や水分の蒸発防いでいます。
細胞と細胞の間は「セラミド」という脂質でうめられ、これも水分を保ち、皮膚を保護する働きをしています。 |
| 顆粒層(かりゅうそう)について |
| 顆粒層は、光を屈折させて、紫外線から皮膚を守っています。 |
| 有棘層(ゆうきょくそう)について |
| 有棘層は、4層の中でもっとも厚い層で、細胞と細胞の間に、皮膚に栄養を与えるリンパ液が流れています。 |
| 基底層(きていそう)について |
基底層は、表皮の一番下にあり、細胞分裂を繰り返しながら、次々に表皮細胞を生み出しています。
細胞間には「メラノサイト」という色素細胞があり、紫外線などからほかの細胞を守るために、メラニン色素が作られてします。 |
| ターンオーバーのしくみについて |
ターンオーバーとは、新陳代謝=表皮の生まれ変わるサイクルのことです。
通常28日周期で表皮は生まれ変わりますが、皮膚のトラブルや加齢によって、リズムが変化することもあります。
ターンオーバーが周期的に行われることによって、肌の健康が保たれています。 |
@ 表皮の一番下「基底層」で、生まれた細胞は少しずつ形を変えながら、徐々に押し上げられていきます。
A 細胞は、約2週間で角質層に達します。
B さらに2週間後、細胞は角質となってはがれ落ちていきます。基底層では、次々と新しい細胞が作られています。 |
| メラニン色素について |
メラニン色素とは、人のカラダに害をもたらす紫外線がカラダの内部に達する前に吸収し、カラダを守る役割をする色素です。
通常は、ターンオーバーによって角質となって排出させますが、たくさん作られすぎると残留して、シミの原因となっていまいます。 |
| セラミドについて |
セラミドは、角質層の細胞と細胞の間をうめる細胞間脂質の41%を占めています。
分子が特殊な層状構造をつくって、その間に水分をはさみ込み、保湿効果を高めています。
アトピー性皮膚炎の人は、湿疹が出ている皮膚だけでなく、一見なめらかで健康に見える皮膚もセラミドの量が、普通の人の半分くらいしかないそうです。
東京女子医科大学の川島博士の研究によると、セラミドは酵素の働きを仲立ちとして合成されるのですが、アトピー性皮膚炎の人は、遺伝的な酵素異常があるためにセラミドがうまく作れないそうです。アトピー性皮膚炎の人の皮膚はセラミドを合成する酵素の一つであるスフィンゴミエリナーゼが正常に働かず、炎症を起こしやすい別の物質ができてしまうと考えられているそうです。 |
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